お子さんのための庭づくり

外構工事を考えられる方に小さなお子様がいらっしゃるご家庭は非常に多く、お子様の事を考えたお庭づくりをしたいというご相談も多くいただきます。

近頃は、特に都市部になると外で遊ぶ場所が無かったり、広々とした公園だと熱中症の危険性もあるため、お子様がお庭で遊ぶといったことは必然的に多くなってきているように思います。

では実際に、お子様の事を考えたお庭づくりとはどのようなものでしょうか。

お子さんのためのお庭づくりで、最も大切と言っても良いのが「安全性」です。

どれだけ親御さんが注意していても、どうしても目が離れてしまう瞬間はあると思います。

お子さんのためのお庭づくりは、大人の目が離れた時にどれだけ危険を排除できているかが大切です。

例えば、お庭の地面をできるだけ躓きにくい素材やデザインにしたり、敷地内の砂利を裸足で踏んでも安全な、角が無く小粒なものにすることなどが挙げられます。

地面に関しては、凹凸が無くかつ転倒した際の怪我も防止できる芝生を選ぶのもおすすめです。

安全性の面でもう一つ気をつけたいのが、夏場の気温上昇です。日差しに熱された遊具で火傷をしてしまったり、夏の日差しに長時間晒されることによる熱中症は大変危険です。お庭にデッキを設置する場合、夏場のデッキの表面温度はかなり上昇します。

日差しに関しては、デッキの上にテラス屋根を設置したり、特に日差しが厳しい場所にパラソルを設置すると安心して遊べるスペースになります。植栽を利用して日陰を作り出すことで温度を下げるのも良いかもしれませんね。

お子さんが成長するにつれ、お庭に必要な機能は変わってきますよね。

例えばお子さんの安全のために天然芝を設置していた場合、成長とともにその機能は必要なくなってきますよね。

天然芝はお子さんにとっては安全ですが、手入れの手間がかかり、お子さんがあまり芝生スペースを使わなくなったとしても親御さんへのお手入れの負担は続いてしまいます。

この場合、必要が無くなった時点で思い切って芝生を撤去し他のデザインに変更してみるか、または最初に芝生を導入する時点で将来のお手入れの手間を考えて人工芝を選んでおいても良かったかもしれませんね。

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