雑草が生えてくると定期的なお手入れが必要になり、面倒になって放置されている方も多いと思います。除草剤はご近所への影響やお子さん、ペットなどの影響を考えるとあまり使いたくはないですよね。
お庭の雑草対策は、まず根本的に雑草が生えにくいお庭をつくることが大切です。
こちらのページでは、除草剤なしで根本的に解決する方法をご紹介します。
防草シートは、日光を遮断しつつ水を通すという性質を持っており、高い防草効果を発揮しつつ水捌けを悪くしません。シートの上には化粧砂利などで覆うのが一般的です。
防草シートを敷く際に雑草が残っていると、シートのわずかな隙間から生えてくる可能性もあるので、シートを敷く前に必ず雑草の処理をしておきましょう。
砂利を敷くだけでもある程度の防草効果があります。
しくみとしては、砂利を厚めに敷き詰めることで日光を遮断します。ただし、砂利を敷き詰めるだけでは効果が限られるので、防草シートと併用して効果を高めることをおすすめします。
メンテナンスの手間がかからず、見た目・防草効果を両立できるという点では人工芝がおすすめです。
天然芝と違い、水やり・芝刈り・肥料といったお手入れが一切不要なため、一度導入すると手間がかかりません。
デメリットとしては、広範囲に導入しようとすると、防草シート等に比べ費用が高くなります。また、完全に防草ができるわけではないため、こちらも防草シートと組合せて使う事をおすすめします。
水をかけただけで簡単に固まる「固まる土」は、固まるとコンクリートのようになるため雑草が生えてきません。通常の土より掃除などがしやすくお手入れも簡単です。
デメリットとしては、固まった後の強度がそこまで強くないため、施工後時間が経つとひび割れやへこみが出てくることがあります。また、水を通すようにはできているのですが、水捌けの性能があまり高くなく、強い雨の場合水たまりになりやすいという欠点もあります。
景観を気にしつつできる雑草対策としては、ウッドチップがあります。
砂利などと同じように、日光を遮断することで防草効果を発揮します。
見た目が美しく、雑草対策だと気づかれにくいのも特徴です。
デメリットとしては、ウッドチップは本物の自然素材なため、虫などの生物が発生しやすくなります。
防草効果の高いお庭をつくりあげるには、上記のような防草効果のあるアイテムを組み合わせて使うのが有効です。
上記で紹介した以外にも、レンガやタイルを敷くことは雑草対策になりますし、除草剤も適度に使う分には有効です。
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